彦根城
2014年11月29日 コメントを残す
戦に備えてのことでしょうが、とても登りにくくしてある石の階段をたどり、やっと着いた天守閣。傾き始めた陽の光を受けてひときわ美しく見えました。さすが譜代筆頭大名・井伊家の居城だけあって、堂々たる威容を誇っているようです。天守閣の上から見る琵琶湖のゆったりとした眺めは、城郭の厳めしさと好対照をなしているようです。
国宝指定書です。どこにでも売っているような安っぽい額に入れて、無造作に壁に掛けられていました。本物ですよね?こんな指定書って、もっと大切に保管すべきものではないのかとちょっと心配になりました。でも彦根城が国宝に指定されていることは周知の事実。ということはこんな書類はたいしたことはないのかも・・・。
登りも恐かったけれど、下りはもっと恐いと思われる天守閣の階段です。60度ぐらいはあるかしら。写真を撮ってから降り始めたのですが、お尻が階段に当たって転げ落ちるのではないかと思われるぐらいでした。下のいる係の方は恐くなって降りられなくなった人がいた時に備えているのでしょうか。転がり落ちている人を止めることはできませんものね。ちょっとスリルのある階段でした。 アドバイス:だめだと思ったら小さな子供の頃にかえった気分で、体を階段の方に向けて四つん這いで降りるとよろしいかと・・・。絶対に恐くない降り方だと思います。
秋の夕日に映えるお城の石垣です。お堀に映った紅葉がひときわ美しく、印象的な風景でした。城下町の風情を再現したような街並みも含め、お城を中心にしたとても魅力的な町でした。
14.3.24のブログ「井伊掃部頭霊屋(高野山・奥の院)」をご覧ください。