ノスリ 初めて見た、こんな鳥もいたんだ・・・。

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朝起きて日課になっているスズメたちへの給餌をするため庭に出た時、電柱の上に何やら大きな鳥が留まっているのに気がつきました。帰り損ねた夜行性のフクロウ?と思ったのですが、顔が似ていない。くちばしを見ると明らかに猛禽類。じっと留まったままでいます。野鳥などをすぐ写せるようにと、かねてから準備してあるカメラを持ち出し撮影開始。最初にファインダーを覗いた時受けた感じは何だか優しくて可愛らしい感じ。なんと言う鳥なのかしらと思いながら良いポーズを撮ってくれるのを待ちながら何度もシャッターを切っていました。

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あちらを向いたり、こちらを向いたりしますが、落ち着いた様子で姿勢を変えてくれません。

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たまに片足をあげたりしてサービスしてくれるのですが・・・。横向きになった写真が撮れないかなと辛抱強く待ちます。

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これから飛ぶよ!というような姿勢をとってくれたりするのですが、ポーズだけ。

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そうこうしているうちに・・・・。わっ!飛んだ! 慌てて撮ったのでピンボケ写真になってしまいました。しかも撮れたのはこの1枚だけ。広げた翼を見てみるとトンビのような・・・。でもトンビよりも迫力があります。足などはとても力強い感じがするし・・・。ところで、どうしてこの鳥が飛び立ったのかお判りですか? それは・・・

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こいつがやってきたからです。カラスはこのあたりでは最強の鳥ではないかと私は思っています。トンビなどもカラスには完全に負けていますし・・・。鳥の強弱は単に体が大きいかどうかということではないようです。ということでカラスに追い払われたこの鳥の名前はいかに・・・、と言うことで調べてみました。「トンビに似た猛禽類」で検索したところ「ノスリ」という鳥であることがすぐに判りました。

百科事典によると、「タカ目タカ科の鳥。日本ではトビについでふつうに見られるタカで,平地や低山の林,草原,農耕地に多い。ネズミやモグラなどの小哺乳類を多くとり,カエルや小鳥類も食べるが,ほとんどの獲物は地上でつかまえる。飛翔中に鋭い声でピィョーと鳴く。日本では北海道から九州までの低山帯の山林で繁殖し,高い木の上に小枝を積み重ねて巣をつくり,1腹2~3個の卵を産む」と言うことらしいです。普通に見られるといっても私が見たのは初めて。鳴き声などはトンビと同じじゃない。一緒に眺めていた田舎生まれで田舎育ちの伴侶も初めて見たと言っています。帯広市のサイトによると「獲物を捕まえるとき、野を擦るように飛ぶ姿」からノスリと言う名前がついたそうです。 「以前取り上げた「ケリ」もそうですが、長年生きてきていても、まだまだ初めての出会いが多いようです。よろしければ「ケリ 初めての出会い」「ケリが飛んだ!ケリとの再会」をご覧ください。

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