沖縄県・宮古島巡り 島尻マングローブ林

マングローブ (1)

宮古島市指定の天然記念物・島尻マングローブ林です。マングローブは熱帯や亜熱帯に見られる汽水域の泥土に育成する常緑樹の群落。宮古島にあるマングローブ林は川がないのに群落を形成しているという珍しいものだそうです。また、マングローブは海の森と言われ、生物の住処として、また水の浄化といった面などから重要な働きをしており、乱開発から守ろうという運動が世界的に行われているようです。

マングローブ (2)

水面が下がって根っこの部分が現れている所もありました。地中に根を張って幹を支えているというよりも、たくさんの足を広げているような根の上に幹が乗っかっているようです。こんな光景は、いかにも南国的といった感じ。マングローブは知ってはいたのですが、実際に見るのは今回が初めて。本当に珍しいものを見ることが出来ました。もう少し暖かければ、いろいろな生物の営みが見られたのかも知れませんが、今回は見ることが出来ませんでした。私たちにとっては暖かい所であっても、住んでいる生き物には今は冬なのでしょうね。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください