生野銀山 (兵庫県朝来市生野町)

銀山門柱

生野銀山の歴史は古く、平安前期まで遡るとか。豊富な埋蔵量を持つ銀山は、時々の権力者に支配されてきました。入り口にあるこの門柱の菊の紋にもその歴史を感じ取ることが出来ます。

生野銀山入り口

この門は生野代官所とありますから、江戸時代のものでしょうか。ずっと奥に坑道の入り口が見えています。

坑道入り口

坑道入り口です。不動滝を左に見ながら、いざ鉱山の中へ・・・。

下財1

いろいろな作業をしている人形が当時の様子をリアルに再現してくれています。こういった坑夫を下財と言ったそうです。今ならちょっと引っかかるような言葉でが、広辞苑にも鉱山で働く鉱夫とでていました。ところで展示されている人形?には全部名前が付いていて、この人は栄作さんだそうです。入り口でもらえるGINZAN BOYS 全メンバープロフィール資料に出ています。

鉱脈

銀山というなら銀の鉱石が残っていないかが気になるところ。途中このような説明板があったのですが、わかりますか?

代表的な鉱脈

こちらは代表的な鉱脈だそうで、脈幅が70cmあり、銀580グラム/トン、鉛4,84パーセント、亜鉛3,89パーセントと書かれていました。うーん、わかるようなわらないような・・・。こんな勉強?をしながら、年間を通して気温約13度、距離約1000mの銀山の見学を終えました。なんだか貴重な経験をしたような気分。今度は世界遺産の石見銀山にも行ってみようかしら・・・。

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