道の駅・紀の川万葉の里

紀の川万葉の里

昨年秋の大水(11年9月5日ブログ「紀ノ川・大水の跡」参照)のため川原の木は押し流されてとても少なくなりました。残った木も傾いていますが若葉をつけ春らしくなってきました。この道の駅はごらんのように堤防から川へ芝生の広場があって、お弁当など持参でゆっくり楽しむことのできる私のお気に入りのスポットです。昨日は小学生達も校外学習にやって来ていました。これからゴールデンウイーク、多くの人で賑わうことでしょう。「万葉の里」というのは、ここは牟婁の湯(白浜)や四国へと通じる古代・南海道が通っていたところで畿内の南限とされた地であり、万葉集にも多く詠まれた妹山・背山があるからです。紀の川の左側(南側)が妹山、右側(北岸)の家が見えているところが背の山の麓に当たります。妹山・背の山の間を流れる紀の川には船岡山もあるという景勝の地でもあります。「妹に恋ひ 我が越え行けば 背の山の 妹に恋ひずて あるがともしさ 巻7-1208」 この道の駅にある万葉の歌碑に刻まれている歌です。

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