タマスダレ
2011年9月29日 コメントを残す
タマスダレの花です。とても強い植物なので、特に世話をしなくても毎年咲いてくれます。世話をしなくていいのが災いしてか、いつ咲くのか忘れてしまうということも・・・。この花はヒガンバナ科の植物で花期は今時分ということのようです。濃い緑の葉に真っ白な花が映えてとてもきれいです。写真を撮ってみてわかったのですが雌しべは中心にあるのではなく雄しべと並んでいるのですね。見慣れた花ですが改めてよく見てみると思わぬ発見があります。
光画(写真)日記を綴ることで惰性からの脱却を目指しています。「 クワウグワ」は光画の歴史的仮名遣い、「asamoyosi」は紀の国の紀にかかる枕詞です。
2011年9月23日 コメントを残す
新義真言宗総本山・根来寺の奥の院にある興教大師(覚鑁上人)の御廟所です。大塔の左手奥にあります。覚鑁上人は1114年から高野山で修行を始め大伝法院・密厳院を創建し金剛峯寺の座主に就きます。しかし反覚鑁派との確執からその職を辞し、多くの僧侶を連れて1140年下山しますが1143年49歳の若さで亡くなります。その後根来寺が強大な勢力を持つようになっていきますが、もし覚鑁上人がこのことをお知りになったらどう思われたでしょう。是とされるのか非とされるのか知る由もありませんが、ちょっとお聞きしてみたい気がします。
御廟所の写真を撮っているとき、ふと足下を見るとホオズキが捨てられていました。お盆のお供え物だったのでしょう、葉脈だけになって中の赤い実が見えていました。これを見ると「鬼灯」という字がぴったりします。「酸漿」という字は子供の頃、口に含んでキュッキュと鳴らしたときの味を思い出します。今日はお彼岸の中日、お参りの道すがら「ようお参り」と声をかけていただきましたが、いいものですね。言の葉の持つ癒しの力というのでしょうか、ほのぼのとした気持ちになりました。
2011年9月19日 コメントを残す
10月第2土曜日・日曜日は橋本市の秋祭り。8日(土)の橋本だんじり祭り市民会館前パレードは各地区のだんじりが集結して行われます。このだんじりは橋谷地区のもの。その日に備え練習に余念がありません。こんな光景に出くわすと、つい見とれてしまいます。
2011年9月15日 コメントを残す
奥の院・御廟橋の手前、左手奥にある織田信長墓所です。信長はご存じのように本能寺で光秀に滅ぼされました。隣には筒井順慶のお墓もあります。順慶は明智光秀らの仲介で信長に仕えました。
明智光秀墓所です。中の橋の手前、少し右に入ったところにあります。主君・信長を滅ぼしため墓石は何回作っても割れてしまうといわれています。本能寺の変での信長・光秀それぞれの思いはどんなものだったか知るすべもありませんが、二人とも御大師様のお膝元の奥の院に祀られているのですから、過去のことは水に流して安らかに永久の眠りについていることと思います。
2011年9月12日 コメントを残す
今日は仲秋の名月。仲秋で満月になるのは6年ぶりとのこと。来年と再来年は今年と同じ仲秋の満月になるそうです。そういえば去年は一日遅れの十六夜が満月でした。何と言うことはない満月ですが、やはり中秋となるとそれなりの感慨を持って見てしまいます。ちょうど初日の出のように・・・。日中はまだ暑いですが、夜には虫の声も賑やかになってきて秋の気配も深まってきました。
これはワラビです。お月見用のススキを探しに出かけて見つけました。大好物なものでススキよりもワラビ採りに熱中してしまいました。結構たくさん採れました。六月までは採りに行ったことはあるのですが、今頃でもまだ採れるなんて何とラッキーなこと。今日はあく抜きをしておいて明日おいしくいただこうと思っています。穂の出たススキはなかなか見つからなかったのですが二本だけは苦労してなんとか確保、萩と一緒に生けました。念のため・・・。
2011年9月12日 コメントを残す
秋の青空の下、ケイトウの花が咲いていました。空の青い色に映えるケイトウの赤い色って、とてもきれいですね。もうすぐ咲く彼岸花も赤。モミジも赤。柿も赤。秋にぴったりの色といえば赤のようです。ケイトウは漢字で書くと鶏頭、この花は鶏のトサカに似ているからつけられた名前でしょうが、まさに言い得て妙。ところで「トサカにくる」は「頭にくる」よりワンランク上。すなわち頭を通りこしてトサカまでということなのでしょう。「怒髪天を衝く」という最高の怒りの表現がありますが、この髪は人間の髪。そうすると怒りのランキング3位は人間の頭、2位は鶏のトサカ、堂々1位は人間の髪ということになります。頭から直接髪に行かず間に鶏のトサカを入れているのがちょっとおもしろいと思いませんか。
2011年9月8日 コメントを残す
ショウリョウバッタを見つけました。カメラをすぐそばまで近づけてもいっこうに逃げようとしません。子供の頃はチキチキバッタと言っていました。当時バッタの人気ランキング1位はトノサマバッタ、2位がこのチキチキバッタでした。ところで「バッタ」って、日本語らしくないような気がしてちょっと辞書で調べてみたのですが、バッタは「ハタハタ」とも言うそうですね。バッタの名前の起源はどうやらこのあたりにあるように思われます。